中学部では、一年に一度みんなで行く海外研修旅行があります。去年は、韓国に行き堤川ガンジースクールとの交流をしました。2年目の今年、行き先は台湾です。
こどもの森の研修旅行は、子どもたちが協力しながら一緒につくる旅。
訪れる場所の宿泊、交通手段など、旅に必要なことの多くを子どもたちがおこないます。
準備のスタートは役割分担の話し合い。去年の海外研修から2・3年の子どもたちが、
担当の説明をします。そうして決まったのが、会計・交通・宿泊・観光・交流・食・生活グループ。
『会計』は現地の通貨の種類やレートを調べるところから。
旅の予算をどんな風にやりくりするかを考え管理します。「食事の予算は〇〇ね。」と
他のグループへの伝えながら、予算内で旅をできるように準備を進めました。
『宿泊』チーム。今回は台北~台中~台南~高雄と、台湾縦断の旅!
それぞれの土地で、予算にあったホテルを探しいくつかの候補をミーティングで説明。
みんなに確認をしたのちに、自分たちでインターネットでの予約手続きをしました。
英語で、必要な情報を入力して、初めて無事に予約が完了したときは、
担当の2人はとてもうれしそうな顔に!拍手もおこりました。
『食』チームは、今年新しくできた役割。研修中は何を、どこで食べるのかを
現地で子どもたちが相談して決めます。台湾のおすすめ料理を調べたり、
スケジュールを見ながら食事をとる場所を相談し予定を立てました。
『交流』チームは、台湾の全人実験学校との交流時間の企画です!
日本と学校の紹介の資料を作り、中国語の翻訳も入れて準備を進めました。
ゲームは言葉が分からなくても一緒にできるジェスチャーゲームをすることに。
お題や説明文を英語と中国語で用意をしました。
『観光』チームは、それぞれの都市で訪れる場所のリサーチ。
あらかじめいくつかの候補から、みんなに希望を聞き場所や所要時間をふまえて、
どの日に行くかのプランを立てました。
『交通』チームは現地での移動全般に関わります。空港からホテルへ、高速バスや電車での移動。
乗り継ぎ方法や路線図を調べることで事前にできる限りの準備を進めつつも、現地に行ってみないと
わからないことも多くありそうです。「不安や~」と口にすると
「会計も関係あるし、手伝うで」と去年参加したメンバーが声をかけていました。
それぞれの担当はあるけど、できるだけ他の役割のことも知っておこうということになりました。
出発の日が近づくにつれ、子どもたちもちょっぴりドキドキしながら準備を進めました。(R.T)
実際の旅の様子は、台湾研修旅行①からご覧ください♪↓