アメリカの高校生との交流


アメリカのニューメキシコ州サンタフェにあるチュートリアルスクールから高校生のガス君がこどもの森を訪ねてきてくれました。

※今回の交流は2014年に韓国で行われたIDEC(国際デモクラティック教育会議)でチュートリアルスクールのみなさんとお会いしたことがきっかけで実現しました。IDECの記事はこちら

今日は中学部のみんなと一日をまるまる一緒に過ごします。

まずは自己紹介から「My name is〇〇.    I’m fourteen years old. 」

ちょっぴり緊張した様子で伝えました。

ガス君は日本語を勉強中。カタカナで名前を書いてくれたり、地球儀を使って住んでいる場所を教えてくれたりしました。

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次の学校紹介も子どもたちから。案内は慣れている子どもたちも英語で紹介するのは初めて。「校庭って何ていうんやった?」「池は英語で?」ドキドキしながら身振り手振りを使いながら伝えました。

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そして今日のビックイベントは「日本の料理を一緒に作ってパーティをしよう!」

子どもたちが事前に話し合って決めた交流プラン。

メニューは、茶碗蒸し・味噌汁・和菓子、そしてタコ焼き!

ガス君に日本のことを伝えよう!ということで準備をしました。それぞれの担当に分かれ、どんどん進めていきます。

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ガス君と一緒にタコ焼き作り。タコ焼きを見るのも食べるのも初めてのガス君に作り方を伝えながら次々と焼いていきました。

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作りながらも、ガス君が日本のアニメーションが好きというお話で盛り上がりました。

子どもたちも「What kind of animation do you like? 」など英語で質問にチャレンジ。

ガス君も「ありがとう」「大丈夫」「おいしい」知っている日本語で答えてくれました。

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料理を作る間、1年生の男の子がガス君に腕相撲を挑みました。

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そうして、出来上がった料理はこちら!

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みんなで輪になっていただきました。ガス君からの「おいしい」の一言にみんなもうれしそうな様子。

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女の子たちは、日本らしさを伝えよう!ということで浴衣に着がえて迎えました。

お昼を食べた後は日本の遊びの時間です。

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「花いちもんめ」と「だるまさんが転んだ」をすることに。どちらも初めて遊ぶガス君に、3年生の人たちを中心に英語でルール説明をしながら進めました。お天気のいい昼下がり、外でたくさん遊びました!

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そうして遊んだあと、最後のクラスは英語。ガス君を囲んでいろいろお話を聞きました。

ガス君が通っているチュートリアルスクールは、高校生が学習コースを自分で選択することや、

学習や学校での過ごし方の責任は、自分たち自身にあることを教えてくれました。

「どうして日本に来たんですか?」「チュートリアルスクールを選んだのはどうして?」

チュートリアルスクールに通う前は違う学校に行っていたけれど、ストレスを感じていた時期があり

自分の自信を取り戻すために、今の学校に通うことを選んだと教えてくれました。

そして、歌とギターが得意なガス君。日本の歌を披露してくれました!

そして「千本桜」という歌。これは中学生のみんなも知っているので、一緒に歌うことに。

ガス君、中学部の子どもたち、韓国から来ているインターンのシウンちゃんを交えて一つの曲をみんなで歌う~

温かな交流のひと時となりました。

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1日を一緒に過ごすなかで、ガス君と話したり日本のことを伝えたり、子どもたちにとって印象に残る時間になった様子でした。子どもたちからは「こんな交流、1ヶ月に1度したい!」「英語をもっと話せるようになりたい」という声も上がりました。

これからもこんな繋がりを大切に、子どもたちや学校同士の交流が続いていくといいなと思います。

ガス君、こどもの森に来てくれてありがとうございました♪ (R.T)