低学年のテーマで、天王寺動物園に行きました。
動物園の獣医さんによる「ホッキョクグマと地球温暖化」というお話を聞きました。
ホッキョクグマは氷の上からエサのアザラシを狙うのですが、温暖化の影響で氷が解け、エサ場が減って、ホッキョクグマが生きづらくなっているのです。
また、メスは夏から秋にかけて氷に巣穴を掘り、子育てをするのですが、氷がなくなると子育てをする場所もなくなるのです。
低学年の人たちには少し難しい内容もありましたが、みんなよく話を聞き、終わってからも何人かの人が獣医さんに質問をしていました。
熱心にメモを取る人も。
園内を2グループに分かれて見て回りました。
亜熱帯に住む生き物たち、サバンナに住む生き物たち・・・
アザラシの池では、
「へえ!あんなでっかいアザラシを(ホッキョクグマが)食べるんや~!」
と、実物を見て感心する子どもたち。
「帰ったらホッキョクグマとアザラシの絵を描きたい~」
と言っていた子。
実際に北極に行ってその場で見ることは難しいけれど、せめて動物園で実物を見てほしいと思っていました。
ホンモノを見ることのよさを感じた瞬間でした。
(A.M)