テーマの時間に、CMプランナーでコピーライターの直川隆久さんに来ていただき、お話を伺いました。
直川さんは某有名メーカーのCM制作を数多く手掛けられている方です。
「広告ってなんだろう?」
ある会社や団体が自分たちが作った品物やサービスを見てもらったり、知ってもらったり、好きになってもらったりすつためにある。
「だれが作ってる?」
商品を作っている会社を、ぼくら(CMプランナー)がお手伝いしながら、つくっている。
まず、コンテを書く。それをもとにCMは作られる。
「広告はこの3つでできている」
①発信者(何かを伝えたいと思っている会社や人)
②伝えたいこと
③伝えるための「くふう」
伝えたいことをただ言うだけでは、相手は聞いてくれない。だから工夫が必要。
見てくれる人を楽しませたり、びっくりさせたり、感心させたり、時には恐がらせたり・・・
見てくれる人をひきつけて、興味を持ってもらえるように。
「ぼくが考える悪い広告」
・言いたいことが伝わらない
・おもしろくない(工夫がない)
・ほめすぎ
・弱い人を傷つける
「みんなにとっての『いい広告』『悪い広告』って何ですか?」
・自分の視点をもってCMをチェックしよう。
・CMをほめたり、批判したりすることで広告を見る目が養われる。
なるほど、コマーシャルはこんなふうに考えられて作られているのですね。
私たち見る側の人は、そのことを知った上でコマーシャルと付き合っていくことが大切なんだなあと感じさせるお話でした。
CMについてのお話が終わると、次は低学年のテレビグループの人たち向けに、CM作りのワークショップをしていただきました。
「箕面こどもの森学園」のコマーシャルを作りたい!ということで、やる気まんまんの子どもたちに、
「一番伝えたいことはなにか?」「どんなふうに見せるか」をレクチャーしていただきました。
はてさて、どんなCMができあがるでしょうか。
3月10日の発表の日が楽しみです。(A.M)