今回のことば共同では、
たとえ、を使ってどんな表現ができるのかを考えてみました。
最初に、「うれしい」という言葉も、その前に、「”〇〇のように”うれしい」という風に、”たとえ”の表現をたすことで、
イメージが広がる、想像力がうまれる、相手に状態がより伝わる、などその効果を確認しあった上で、
2人組になって、言葉が書かれたカードをひき、その言葉の表現を広げるような”たとえ”を作ってみました。
でてきた”たとえ”の数々..
“くやしい”
・図書館でとなりの人がうるさくして、自分は静かだったのに、自分だけがしかられた…ようにくやしい
・神様がみんなをイケメンにかえたのに、自分だけがチンパンジーにかえられた…ようにくやしい
“かなしい”
・動物園に行ったけど、動物たちがみんな寝ていた…ようにかなしい
・年越しの時に、トイレにはいっていた…ようにかなしい
・お気に入りの服がやぶれていた…ようにかなしい
“さむい”
・おもしろい話あるで、って言われたのに、全然おもしろくなかった時…のようにさむい
・犬が外に出たがらない…ようにさむい
“信じられない”
・図書館に行ったら、読みたい本が全部あった時…のように信じられない!
・突然ゴジラの警報が鳴り響いた…ように信じられない!
・魔法使いが目の前に現れて、願いを叶えてくれた…ように信じられない!
“やさしい”
・心臓移植をしてくれる…ようにやさしい!
・砂浜で時計をなくした人がいたけど、みんなでさがしにいこうってなる…ようにやさしい!
・トイレをかしてくれる…ようにやさしい!
“おどろいた”
・落ちていたトランクをあけたら、10億はいっていた…ようにおどろいた!
・白良浜でなくしたネックウォーマーが首についていた…ようにおどろいた!
・猫が突然、飛び上がる…ようにおどろいた!
「それ、めっちゃ悔しいやん!!」「あ~悲しいな!それは悲しい!」「これからも使ってみるわ~♪」
など、ちょっとした表現によって、こんなにも見え方・感じ方が変わるんだ~と、それぞれに盛り上がった時間になりました。
(K.F)