山あり谷あり、大忙しな準備を経て、伊勢志摩に旅行へ行くみんな。
資金集めやスケジュール、交通手段もほとんど全てを子どもたちが用意してきました。
準備編はこちら→ https://kodomono-mori.com/blog/?p=5354
朝いちばん、集合場所に来たみんなはワクワク、ソワソワ。
特に長くにわたって準備してきた6年生の子は、「あ~緊張する~」と落ち着かない様子でした。
千里中央からなんばへ。
残りの子たちと合流して、近鉄特急に乗り込みました。
時間通りに迷わず来られ、ホッとしたみんな。
ごはんを食べたり、トランプしたり、人狼ゲームをしたり、大盛り上がり!
いよいよ鳥羽に到着!
海だ~!
まずは水族館とクルーズへ。
クルーズに行きたい人は少数派だったので、行くのかどうか本当に最後まで話し合っていました。
行きたい子が1人なのに行くのはちょっと…
でも、その子が6年生だし最後だから実現させてあげたいな、と思う。
でもクルーズに行ったら水族館のショーが見られなくなるし…
分かれてもいいけど、完全別行動だとみんなで行っている意味がなくなっちゃう。
など、たくさんの意見を出しあいました。
最終的にクルーズを希望する人が3人になり、最短ルートで海を周り、後から鳥羽水族館に合流することに決まりました。
天気もよくてとっても楽しそう!
水族館ではセイウチショーに参加する子も。
ドクターフィッシュや
クリオネ
ジュゴン(レタスをむしゃむしゃ食べる様子に見ていた子たちはびっくり!)
アシカショー
まだまだ時間が足りないくらいに見どころ満載の水族館で、みんな大満足でした!
さて、次は宿泊先への移動なのですが、電車に遅れそうでみんなダッシュ。
無事乗れたかと思うと、お次はユースホステルの道のりがわからないというハプニングでした。
しおりには担当の子が地図を乗せていたのですが、どちらに進むかわかりません。
はじめは違う方向に進みかけたのですが、
子どもたちでチェックしながら宿に電話をかけ、解決していく様子にスタッフも感動でした。
真っ暗闇を冒険気分で進み…
やっと到着!!そして自分たちでチェックイン
ユースホステルで夕食
タクシーを呼ぶ担当の子たちはばっちり前日のうちに2台を確保し、次の日に早起きしてさらに1台を呼んでくれました。
子どもたちがチェックインするのも、タクシーに関する質問も温かく受け答えし、見守ってくださった陽気なオーナーと。
そしてスペイン村に向かいます。
パルケエスパーニャを大満喫!
帰路につき、「疲れた、けど楽しかった~!」とみんながいい顔をしていました。
ほとんど直前まで行けるかどうか…という雰囲気のあった旅行ですが、
1,2週間前からの爆発的ながんばりと、主体的に問題を解決していく姿勢で本当に楽しい旅行になりました。
スタッフがどれだけやきもきしても、やっぱり「信じて待つ」 ということがどれだけ大切なのかということを思い知った旅でした。
帰ってきて
「本当にとことん話し合ったからこそ楽しい旅行にできた」
「自分たちで解決できた」
「たくさん準備してきたのに2日で終わっちゃうなんて寂しい。次はもっと長く行きたい」
と子どもたちが感想を言っていました。
この「できた」という感覚が子どもたちの自信になり、これからも支えていってくれるのだろうと感じます。(Y.N)