今年度最後の音楽の時間は、これまでの練習成果を発揮すべく「音楽会」を行いました。
音楽Ａの子どもたち。
リズムアンサンブル「スペインのカスタネット」と共に入場し、
とても楽しい雰囲気で音楽会の始まりです。
カホンのリズム伴奏によるアカペラの「大阪LOVER」の斉唱では、
楽しい振付や曲の面白さが十分に伝わる声の出し方やセリフなどの工夫が際立ち、とても新鮮でした。
「愛は勝つ」の斉唱では、体いっぱいリズムを感じ取りながら歌う子どもたちの様子と
素敵な歌詞と息の合った愛らしい歌声に
会場全体が微笑ましい幸せな空気でいっぱいになりました。
子どもたちの声がとても合っていたり、曲の雰囲気を存分に感じ取りながら歌う様子に、
子どもたちの成長を感じ取ることができました。
何よりも、音楽Ａの子どもたちからは音楽そのものを楽しんでいる様子が表情や歌声から伝わってきました。
音楽Ｂは、ピアノ伴奏による「負けないで」を斉唱しました。
伸びやかな声、ボリュームのある声量でしっとりと歌う真剣な表情の子どもたち。
曲の合間に手拍子とアカペラのところがあり、曲の雰囲気がぐっと変わりました。
曲が終わり、合奏の発表にドキドキしながら初めの目配せを行う子どもたち。
その時、一番端のオルガンの男の子の一人がニッコリみんなにポーズ付きでＯＫの合図を送りました。
子どもたちの表情は、笑顔に変わり「栄光の架け橋」合奏が始まりました。
ジャンベとタンブリンの創作によるリズム、
弾けるようになりたい気持ち一杯で練習重ねてきたピアノ、
歌と合わせる工夫をしたタイの木琴（ラナート）、
みんなを支えるベースのオルガン、
みんなの音色が一つの音楽になっていました。
音楽Ｂの子どもたちは、息の支えがしっかりしてきて、
歌詞の内容や様子がとても伝わってきました。
合奏では、曲のよさを感じ取りながら、表現を工夫している様子が印象的でした。
最後に、有志の女の子によるクリスマスメドレーの発表です。
堂々とした伸びかな歌声や青いサンタさんの衣装や振付。
会場は一気にクリスマスムードに変わりました。
一緒に歌ったり、振付を合わせたりして、プレゼントが歌いながら届けられたり。
とても華やかな時間を青いサンタさんがみんなにプレゼントしてくれました。
音楽会が終わった後は、音楽ＡＢ共同で振り返りをしました。
音楽会で、お互いに見つけた素敵なところ、今回の発表を終え達成感あふれた子どもたちの言葉でホワイトボードが埋め尽くされました。
子どもたちががホワイトボードの板書を見て「これと一緒に写真を撮りたい」と提案。
そんな様子をみて、この音楽会が子どもたちにとって達成感ある素敵な時間だったのだなぁと、嬉しくなりました。
（S.O)
