空手教室


今回のからだづくりは、「空手」。
高学年のこどものお父さんに空手を教えている方がおられ、学園でも空手を一緒にやってみようということになりました。
まず最初に、長いハシゴを横に伸ばし、前後左右、色々なステップをふんで進んでいくラダーとよばれるもので準備運動を行いました。
だんだんとラダーを踏む難しさがあがっていくと、お手本を見て頭でわかっていても、足がついていかない…リズム感も必要で、すぐにみんな汗だくになりました。
裸足で走ったり動くのはいつもと違う感覚のようで、最初は痛がっていたけれど、慣れるとその痛みがよい刺激になった(?)のか、夢中で何周もステップを踏みました。
ちなみに空手では、相手と組み合う時など、このステップが肝心な技術になるそうです。
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蹴りなどの練習では、支える側のバランスが悪くフラフラと動いたりもしましたが、息を吸ったりはいたり呼吸を整えながら、「ヤー!!」「押忍(オス)!!」のかけ声で、元気よく行いました。
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そしてそのまま、ミット打ちでストレス発散!!
最初は、勢いよくミットに向かって進んできてもパンチ、キックが強く打てませんでしたが、徐々に力をいれるポイントがわかったのか、パチン!と綺麗な音が響いていました。
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最後には音に合わせて絵に描いてある方向上下左右に腕を動かす、といった目の運動。視力の向上にもつながるそうで、「目が悪いからしっかりやろう!!」と一生懸命やっている子もいました。
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はじめは空手は打ったり蹴ったりするだけで楽しいのかな?という印象がこども達にはあったようですが、基礎練習になるラダーや視覚の練習で、空手以外にも色んな効果を得れるということを知り、打ったり蹴ったりする楽しさよりも、全身を使って体の能力を鍛える、ということを楽しめた様子で、その楽しさがまた次回からのからだづくりにも繋がっていければいいなと思います。(K.F)