ある女の子が、全校集会で「日本舞踊をやりませんか?」と提案しました。おばあちゃんが、日本舞踊の先生で、やってみたい子がいたら教えに来てもいいと言ってくれているらしいのです。
「日本舞踊って何?」「見たことない~」
それなら、一度来てもらって、日本舞踊ってどんなものかを見てから考えよう!ということになりました。
今日、提案者のおばあちゃんである藤岡淳佳さんが、日本舞踊とは何かを伝えにきてくれました。
まず、最初にDVDを見ました。
手の場所、首の傾げ方、足の出し方で、男女の違いや年齢の違いなどを表現できるとのことで、奥深いものだと思いました。
子どもの踊り、演歌に合わせた踊り、男の人の踊りなどを見た後、おかめ、ひょっとこ、扇子、傘などの道具類を見せてもらいました。
その後、淳佳さんの踊りを目の前で見せてもらいました。
武家屋敷に奉公にでていた娘が、ひまをもらって里帰りするシーンだそうです。
目の前の踊りなので、とても迫力がありました。
最後は体験コーナーです。
お辞儀のしかた、立ち方、座り方を教えてもらいました。
ゆっくりした動作ですが、足がしびれたり、力を入れている筋肉がプルプル震えたり、結構大変だったようです。
けれども、子どもたちはとても楽しそうに体験していました。
日本の文化の一端に触れることのできた一日でした。 (M.F)