デリチュース長岡さんの授業


デリチュースのお店を見学させていただいてから、一週間後
今度はオーナーシェフの長岡さんが、箕面こどもの森学園に特別授業をしに来てくださいました!
持ってきてくださったのは、プリンとたくさんのフルーツ、生クリーム、ソースなどなど。
プリンのまわりにフルーツやクリームを飾る体験をさせていただきました。
まずは長岡さんがお手本を。
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さすがプロ!
オレンジの皮をりんごを剥くようにナイフで剥いていきます。
きれいに螺旋を描いて降りていく皮。
オレンジの身は、切れ味抜群のナイフで薄皮と身の間をスパッと。
汁がぜんぜんこぼれない。すごい。
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キウイ、イチゴもきれいにカット。
プリンをお皿に出して、フルーツを盛り、生クリームを絞り袋できれいにしぼりだし、
なにやらおいしそうなソースを絵を描くようにかけて、ミントやローズマリーを飾り、完成。
「わ~おいしそう」
「おしゃれ~」
子どもたちからため息がもれました。
次は子どもたちの番。
オレンジの皮をむくのに四苦八苦する子、皮を厚くむいてしまって食べるところがちょびっとになっちゃった子…
みんな真剣な表情でフルーツをカットしました。
そして、プリンを取り出し、生クリームとソースをかけて
みんな一皿ずつ、おいしそうなプリンとフルーツの盛り合わせが完成しました。
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そして、みんなでテーブルを囲んで「いただきま~す!」
「おいしい!」
「自分で作ったからいっそうおいしい!」
などなど、子どもたちは口々に言っていました。
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食べながら、長岡さんのお話を聞きました。
長岡さんは
「お客さんに少しでもよりおいしく食べていただきたいという思いで作っています。
フルーツも、普通どこでも、まとめてカットしておいて半日とかでも置いておいたりするのだけど
うちの店では必ずオーダーをとってからカットします。ちょっとお時間はいただきますが、
少しでも新鮮な状態で食べていただきたいからです」
「ふつうケーキ屋さんは原価は3割ぐらいだけど、うちは4割です。
やっぱりお客さんが買いやすい値段でないと。」
穏やかな口調でそうおっしゃる長岡さんに
本物の仕事をしているという誇りを感じました。
子どもたちにも、甘くておいしいプリンの味と一緒に
プロの仕事人の心がしみこんでいたらいいなあ。
長岡さん、本当にいい体験をさせていただきました。
お忙しい中、私たちのために時間を割いてくださってありがとうございました。