助産院に見学に行きました


助産師でもある保護者の方の紹介で、ほのほ助産院に見学に行き、妊婦検診にも同席させてもらう貴重な経験をしました。
助産院は、アットホームなあたたかい感じの建物で、おおらかな優しい中井かをり先生が私たちを迎えてくれました。まず、先生から、助産院の中を案内してもらいました。診察室、分娩室、赤ちゃんとお母さんがしばらく入院するお部屋などがありました。
 お部屋を見学した後、こどもたちが考えてきた質問をしました。中井先生は、どの質問にもていねいに答えてくれていました。「助産師になって、よかったと思うこと、つらかったことは何ですか?」という質問では、「よかったと思うこと、うれしかったと思うことは、赤ちゃんが生まれたとき。あかちゃんもとてもかわいいし、お母さんもすごくすてきな笑顔になる。その瞬間に立ち会えるのが幸せ。」「つらかったことは、特にないんだけど、病院に勤めていたときに、赤ちゃんの産まれてくる力を無視したお産が行われていたことがつらかった。」と答えてくれました。
 赤ちゃんのうまれてくる力、お母さんの産む力を自然な形で応援したいという中井先生の人柄がすごく伝わってきました。
 妊婦さんが診察に訪れ、赤ちゃんの心音を聞かせてもらったり、エコーの映像をゆっくりいろんな角度から見せてもらったりしました。「男の子?女の子?」と子どもたちが聞くと、「どっちでしょう?」とまたまたエコーをじっくり見せてもらいました。けれども、エコーの映像を見ても、なかなか分かりません。「女の子だよ~。ほら!」と言われてもなかなかわかりにくかったのですが、元気な女の子の赤ちゃんでした。
 今日は、本当に貴重な経験ができました。「助産院、すごかった~」「いろいろわかってよかった」「楽しかった~」と子どもたちも言っていました。
2009-12-7 061