1276座の公演 いのちのおはなし


 ほのほ助産院で出産されたお母さんたちで結成された1276座(いのちの大切さを伝えるお産劇)の公演を学校でしてもらいました。
 始め、妊婦検診の場面からスタートします。助産師さんと妊婦さんのやりとりが、子どもたちにクイズを出してもらいながらすすんでいきました。
 最初のいのちのはじまりの卵子が針の穴ほどの大きさで、その穴をみせてもらったり、段階別の胎児の大きさの人形をさわらせてもらったりしました。
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 フェルトでつくった胎盤と胎児をつかって、実際に産まれる場面を再現する劇も見せてもらいました。
 子どもたちの中には、妹や弟が自宅出産で出産に立ち会った経験のある子が何人かいて、自分の体験をいろいろ話をしてくれました。
 「本当は、赤ちゃんって濡れてるし、あんな感じじゃない」「赤ちゃんって、お腹の中にいるときは、下を向いて入ってるから、どこからでようかって考えなくても頭から出てくると思う」などなど、よく知っていて言っていましたが、「本当はあんか感じじゃないけど、いろんなことがわかって、楽しかった~」と言っていました。
 自分がどうやって生まれてきたのか、疑問に思う子は多いと思います。いのちの始まり、誕生のことをしっかりと前向きにとらえることが、自分を大切に思うことの一歩につながっていくと思います。子どもたちも、いのちの大切さを感じてくれたことと思います。