おとなも哲学!! 「学ぶと生きるをデザインする」ってどういうこと?


毎月のように開催される「おとなの会」
保護者のみなさんとスタッフ関係者が集まって、子どもたちのことを真ん中に、いろんなことを話し合います。

今回のテーマは、こどもの森の学習体験。
子どもたちにも大人気のアミさんの「かずの不思議」と「哲学」に分かれて体験をしました。

今回の哲学のテーマは、中学部のコンセプトでもある「学ぶと生きるをデザインする」とは、どういうことか?

まず、「学ぶ」って何だろう…ということをみんなで考えていきました。
・まねをすること
・守破離
・他人(人だけでなく)との関係を考えること
・人の本能
・内側から沸き起こるもの
・枠を広げたり、幅が広がったりするもの
・楽しいこと
・自分を知ることができる
・勉強ではない
・無人島で一人で生き延びるためのスキル
・自分自身がわかる道
などなど、本当にたくさんの意見がでてきました。

続いて、「学ぶと生きるをデザインする」とはどういうことなのか、中学部の人たちへのメッセージを込めて、考えてみました。

・生きるとは、生命に対する謙遜。 デザインしていく部分で、他の生命と共存していくこと。自分も自然の一部であることを認識すること。
・生きるとは、存在する。よろこび。体験。 デザインするとは、たくさんの経験をする。よろこびを集めていくこと。望まない体験は自分の望みを知れるチャンス。
・生きることは、当たり前ではない。死ぬこと以外はかすり傷。大切な人たちとの関わりの中で喜ばせごっこをして、BIGな酸化と還元
・自分の好きなこと、得意なことを見つけようとする。それが、見つかったら、とりあえず、それに向かってトライしてみる。
・常識を疑う。死を見つめて、そこから逆算する。自分で決める。
・頭、心、体で受け止める。急がなくていい。インプットもだけど、アウトプット。
・日々、迷いながら、最後は自分で決める。
・物事にも自分自身にも問い続ける。
などなどの意見がでました。

みなさんが気付いていること、思いが深いことに、びっくりしました!!
いろんな人がいろんな言葉で表現されていますが、大切なことって同じなんだな~ということも再確認できました。

それにしても、さすが、この学園を選んでいる保護者のみなさんだけあるな~とつくづく思いました!!(M.F)