体育祭2018~いざ本番!


体育祭の日が来ました!!

1週間前から雨予報だったにも関わらず、なんと当日は曇り空!ちょっと寒いし、ぬかるんでるけどギリギリセーフ!!お昼前には天気も良くなってきそうで、数日前に作った”てるてる坊主”のパワーに驚きです。

そんなこんなで、予定通り実施することになった体育祭2018。

今年のプログラムは「ミニマラソン・二人三脚・アメ食い・パン食い・かりもの・しょうがいぶつ・リレー」です。プログラムの前には、司会の2人の開会宣言、学園長からのあいさつ、そして練習を重ねたラジオ体操第二。

 

軽快に身体をほぐした後は、最初のプログラム、ミニマラソンです。

最近の体育祭では恒例になっていて、プログラム1番からなかなかハードなマラソン。これまではマーカーをおいたトラックのまわりを2周ほど走るだけでしたが、それでは短い!しかもマラソンじゃない!ということで、今年のグループは少し距離をのばしてアップダウンのある本当に1発目からは結構ハードなコースを考えました!でも本当のマラソンよりは全然短いから「ミニ」マラソン、にしたそうです。

低学年や高学年などと書いた看板を準備して最初の整列がしやすいようしたり、

コースには、誘導係として、ビブスを着たグループの人とスタッフが。低学年は1周、それ以上の人は2周です。途中からはランをやめてウォーキングの人も。まだ眠たい身体を目覚めさせてくれたプログラムになりました。

     

2つめは、二人三脚。

参加者の名前を紙に書いて、集まり方をわかりやすいようにしたり、二人三脚を初めてしてみるの人でもわかるように、最初にグループの人が見本になって走り方を教えてくれました。

今年の二人三脚は走って競うというよりも、いかに丁寧に進むか、そして足が結ばれていることで歩きにくいことを楽しむ、といった雰囲気が満載で、それぞれのペアがマイペースに二人の時間を楽しみました。イッチニイッチニ、と軽やかに走る、という概念をくつがえす、とても丁寧で優しい二人三脚の時間になりました。

 

3つ目はアメ食い走です!

これまでにアメ食いを担当したこともある人がいたので、その人たちの意見を参考にしながら、今年のルールなどを考えていきました。

 

慣れている人はお互いに顔をうずめあったり、周りの真っ白になって!の期待にも答えていました。走る早さなんて関係なく、どれだけ顔を白くできるか、おもしろい顔になるのか、といった雰囲気。周りはおもしろいけれど、走る人はけっこう大変そう..そして、去年よりも飛び入りで参加するおとなの数は減少…また来年どんな風になるのか楽しみです!

前半、最後のプログラムはパン食い走!

アメ食い走と同様、人気のプログラムです。パンをつるす棒は高さを上げ下げできるように改良したり、棒の先には目印となるようなイラストを描いたり、ちょっとした工夫がみんなを楽しませてくれました。

 

低学年からスタートして、飛び入りの人たちも一緒にならんでスタート!ぶらさがるパンめがけて一直線にまっしぐら!ぱっと取れたり、なかなか取れなかったり、コツがあるのかないのか、考えている余裕なんかなく、目の前にぶらさがるパンにかぶりつきます。

30分の休憩タイム。

家族や友だちと、食事をしたり、ボールで遊んだり、思い思いの時間をすごします。高学年クラスの人たちは、今年の修学旅行の資金の一環として、チューペットの販売をしました。2、3日前までは暑かったのに、少し肌寒い日だったのでなかなか売り上げのびず、残念そうでした。

後半の最初のプログラムは、借りもの走!人や物など、いろんな借りるもののアイデアで出し合い、新しく札を作ったり、グループみんなで昼休みやプロジェクトの時間も使って準備してきました。

 

スタッフや高学年・中学部の人の名前も書かれていて、いきなり呼ばれて、慌てて手をひっぱられるままにダッシュしたり、なにを引くかわからない緊張感もありながら、一瞬たりとも気が抜けないハラハラドキドキのスリルたっぷりなプログラムでした。また借りるものが書かれた札が、首にぶら下げれるようになっているアイデアも、とても素敵でした!

そして次のプログラムは、しょうがいぶつ走。7つのプログラムの中でおそらく一番準備するものが多く、キャタピラや紙コップ釣り、なわとびなど、それぞれの人が役割を決めて、切ったり、はったり、ねじったり、作り上げてきました。

飛んだ縄跳びを次に走る人が取りやすいようにしたり、つり上げた紙コップの位置をなおしたり、もう転がらなくていいですよ、とキャタピラーの中の人に伝えたり、その縦横無尽に転がっていくキャタピラー(けっこう重い)を何度も往復しながら引っ張ってもとの場所にもどしたり、グループの人みんなが休まることなく動いているのが印象的でした。

そしてプログラム最後はリレー!子ども達はやっぱりリレーが好きみたいで、リハーサルの時から大盛り上がり!今回も最後のプログラム種目として、話し合いを重ねました。

 

6年生と中学3年生の二人は休憩の時間も、この日お休みしてしまった人がいるチームのあいたところをどうするかを相談。司会は2年生と3年生。たどたどしくも二人で協力しながら、名前を呼び上げたり、ルール説明をしていました。曇り空ではじまった体育祭も、この頃には太陽が照りつけるように!暑い日差しのもと、子どもも大人もまじってバトンをつないでいきました!

    

今年も無事、体育祭を終えることができました。

毎回、こんな楽しい時間を作り上げる子どもたちの底力に驚きます。次のスクールワークでは、それぞれのグループで振り返りをして、来年にまた活かしていければと思います。

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。

(K.F)