「小児科医の先生って、どんなお話なんやろう〜?」と、ホールに集まってくる低学年のみんな。
今日は、新生児科医として日々たくさんの「いのち」と関わってらっしゃる、郷間さんのお話を聞きました。
なんと、仕事着を持って来ていただいていて、お仕事の姿でお話くださいました。
体のしくみや、生と死、小さないのち、いのちのめぐり…など、
郷間さんのお話を聞きながら、こどもたちは自分の体をよーく見たり、お隣の人同士観察し合ったり、自分の体で実験してみたり。
その中で出てくるこどもたちの疑問や不思議に思うことに、郷間さんは丁寧に答えてくださいました。
(脳が命令して「痛い!」と感じるんだよ、と聞いて、自分の腕や指を噛んでみている子。)
(いのちのはじまりは小さい小さい細胞、と聞いて、これぐらいかな?とやってみる子。)
(休憩時間には、郷間さんに「ぼく前ここ怪我してな〜、病院行ってな〜、と話しかけに行く子たち。)
日々いのちと向き合っている郷間さん。「いのちはみんな一人ひとりにあって、とっても大事なもの」と、こどもたちに伝えてくれました。
******* 後日行った振り返りにて、こどもたちの声 ↓
・肺とか心臓とか血とか脳とかがぐるぐるまわってることがびっくりした。
・お腹の中で赤ちゃんが死んじゃうことが知らなかった。
・脳みそが命令して、からだが動いていることを初めて知った。
・体の中が、こんなんなんやな~と思った。模型を見せてくれたけど、怖かった。
……などなど。
いのちって不思議だな、すごいなあ、驚いたな、など、郷間さんのお話を聞いていろんな感情が生まれていました。
低学年では、頭ではなく心で感じることや、湧き上がってくる正直な気持ちを大切にしたいなと思っています。
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郷間さん、ありがとうござました!
(M.F)