4月の研究発表会。
初めての発表の人はどきどきしながら、ゆっくりゆっくり自分の言葉で話してくれました。
初めての発表の4年生と、何度か発表経験のある5年生の女の子。母の日のプレゼントで羊毛のキーホルダーを作りました。
中にハート♡の形を作ったり、ハートの中に目を入れたり、工夫がたくさん!
2人で共同で取り組んだことにより、お互いの「苦手」を補い合って出来上がったそう。
作品のことを話すときの2人はとてもゴキゲンで嬉しそうで、なんとも愛着のある作品になったんやな~と、感じました(^^)
お母さん、喜んでくれるといいね。
次は、落ち葉キャンドルを作った、4年生の男の子。初めての発表。どきどき。
実はリハーサルで、他の人から「なあなあ、早口やからさ~、もうちょっとゆっくり話した方が聞いてる人が聞きやすいと思うんやけど」とアドバイスをもらっていました。
そんな、友だちからの言葉を受けて、迎えた当日。
こどもたちだけでなく大人の人もたくさんの前で、とっても堂々として、話してくれました。
とっても綺麗な作品に、目も心も奪われた他のこどもたちから、質問がたくさん飛び交いました。
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基礎学習と同じくらい大切にしている、こどもの森のプロジェクトの時間。研究発表会とは、自分のプロジェクトについて発表する場です。
プロジェクトとは、自分の好きなことを追求する時間。手芸をやりたい子、木工で大きな作品を作りたい子、細かい作品作りが好きな子、自分の好きなことがまだ分からなくて、他の人のまねっこをしてみる子・・・それぞれが好きなことをしています。
その過程で困ったことがあったら、お互いに助け合ったり、スタッフと相談したり、試行錯誤をしたり軌道修正をしたりします。
発表する人は、みんなに自分の話を聞いてもらったり、質問を受けたりして、みんなからあったかい心のシャワーをもらい、
聞いている人も、発表している人のことをより知ったり、刺激をもらえる機会になっています。
いろんなタイプの人がいる、こどもの森。発表中、なかなか自分の言葉が出てこないときも、聞いているこどもたちはじっと、じーっと待っています。それが、こどもたちってすごいな~と感じることのひとつ。
プロジェクトは、こどもの森でとても大切にしたい時間です。
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