研究発表会(低学年)


今年度最後の研究発表会は、6名。司会の人が時間を見ながら進行していきます。

まずは、木工で作った剣の発表です。

 

参考にした冊子を紹介しながら、糸のこで細かいところを切ったこと、友達にてつだってもらったこと、やすりで形を整えたことなどが発表されました。

「なんでその色にしたのですか?」「好きな色だからです。」

「作った剣で遊びましたか?」「友達と遊びました。」とうれしそうに答えていました。作りたいというモチベーションは、やっぱりそこだなぁ~と改めて感じました。

 

次は、プレゼントボックス。ボックスの中から、サイコロ、リンゴ、羊毛で作られたにモグラがどんどん出てきました。お母さんにプレゼントしたいという気持ちは、作る過程で誰かにプレゼントしたいに変わり、サイコロにプレゼントしたい人の名前を書いてふってみるというアイディアに。

誰かに喜んでもらいたいという気持ちは、創作意欲を掻き立てますね。

 

3番目は、仕掛け絵本。音読をBGMに絵本の動画が映し出されました。ゴミを海から拾い集めて、燃えるゴミ・燃えないゴミ・自然ゴミと分別できるようになっています。

「そのアイディアはどこから?」の質問に、「仕掛け絵本をつくりたいと思ったけれど、アイディアが浮かばなくて、他の人のまとめを見て作ろうと思いました。」との回答。

作りたい気持ちと周りの刺激から、すてきな仕掛け絵本が出来上がっていました。

  

4番目は、アイロンビーズ。 細かい作業をていねいに繰り返し仕上がった星形。

星形のなかに、色のついた星を作ることにこだわって作りましたと発表。並べたビーズをアイロンで固めるところでは、かなりの神経をつかい均等に溶かしていったそうです。

「次はどんなものを作りますか?」と質問してくれたのは彼女のおねえちゃん。ご家族のあたたかいまなざしに触れました。

 

5番目は、うずらの卵をもらったので巣箱を作りましたという発表。うずらが入れるように身長をを測って開けた入り口、中が暗くならないように作られた明り取り。底板はきちんと寸法をはかり安定した巣箱ができていました。うずらの身長を測るのが大変だったようで、巣箱の横にマジックで身長計が作られていました。

「うずらは入ったの?」の質問に、初めは警戒していたけど今は入っていること、ふんをたくさんするので紙を敷いているということも話してくれました。

 

最後は、ミサンガの発表。プロジェクト何しようかとスタッフと話し合ってミサンガを作ることに。

三つ編みはぼーっとしている間にできたという感想。大きなビーズがアクセントのミサンガは、願をかけて腕に巻き付けられていました。「宝くじが当たるように~。」という願いだそうです。言っちゃった(^^)/

 

司会進行役の日人が段取り良く進めてくれたので、6人の発表が時間通りに進みました。

プロジェクトは、好きなことを形にしていく過程でアイディアに行き詰まったり、細かい作業を工夫しながら進めたり、周りの人からアドバイスや手助けを受けたり、他の人のプロジェクトシートを参考にしたり、過程でのたくさんの学びを感じました。

(YN)