「自分は黄色いぼうしを被っているけど、相手が赤いぼうしを被ったままだったら、どうしますか?」
平和の作り方について、3色のぼうし(https://kodomono-mori.com/blog/?p=9707)を用いて学習してきたみんな。
発表の日、上のようなとても深くてありがたい質問を頂いたので、ゆっくりみんなでもう一度、考えてみました。
自分は、相手の理由を聞いたり「じゃあどうする?」と相談しようとしてみたりするものの、相手は力づくで意見を押し通してきたり、そっぽを向いてどこかに行ってしまったりして、話ができない状況のとき。
さあ、どうする?
・・・
・・・
「理由を聞いても、それでも相手は赤いぼうしをかぶっててどうしようもないときはどうするん?」
「それってさ、青いぼうしかぶってるんじゃない?」
「なんでお母さんに解決してもらうの?これは誰の問題なんやろう?」
みんなの意見を聞きながら、質問し合って話をしながら、答えのない問いにモンモンと考えます。
ここで登場したのが、プリキュア。
平和を作りたくて、みんなを守りたくて、悪の組織と戦っているプリキュア。
はてさて、プリキュアは何色のぼうしをかぶっているの?
え~・・・!?
・・・
あれやこれやと話すみんな。対話の記録がこちら。
出てきたギモン。もやもや ↓
「でも戦わへんかったら、どうやって平和になるん?」
「最後に悪の組織に勝ったら、黄色いぼうしになる?」
「プリキュアも悪の組織も赤いぼうしを被ったら、赤対赤やから、赤が爆発する。」
「悪の組織を倒したら(悪の組織が死んだら)、みんな平和になる?」
「でも、悪の組織も同じ人ちゃう・・・?」
うーん。
うーん。
・・・
大人でも、とってもとーっても難しい問題。
みんなで考えたこの時間自体がとても価値があったし、こどもも大人の私たちも、黄色いぼうしを被って考え続けていく問題なんだなと思います。
(M.F)